輝かしき鉄道の記録

爽やかな青空の下、石を満載した列車が工場へと向かう。いつもの場所、いつもの時間、代り映えしないしインスタ映えもしない光景。でも、それが最高にいい。

タグ:10トン

続いても足尾駅に保存されているスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1965(昭和40)年
・製造所 日本輸送機
・製番  1115001
・重量  8トン

・所有社 古河機械金属(現役時は古河鉱業)    
・経歴  [納入1965年]足尾(古河鉱業)
・備考  数少ないニチユ半キャブの生き残り。現役時は足尾駅に隣接する古河
     鉱業の専用線で入換に使用されていた。専用線廃止後は長らく足尾駅
     貨物側線にて同僚の協三10トンとともにシートをかけられて保管され               
     ていたが
2007(平成19)年の足尾駅祭りにて動態復活を果たした。
     整備を行っているのは足尾歴史館だが所有社は古河機械金属である。

H30 3/5 足尾駅にて。
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今回紹介するのは、わたらせ渓谷鉄道(旧国鉄足尾線)足尾駅に保存されているスイッチャーです。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1970(昭和45)年
・製造所 協三工業
・製番  10741
・重量  10トン

・所有社 古河機械金属(現役時は古河鉱業)    
・経歴  [納入1970年]京葉市原?(古河電気工業)
     [転属197X年]足尾(古河鉱業)
・備考  一見半キャブのようだが全キャブである。協三の10トン機は多数存在
     するがこのタイプは珍しい。現役時は足尾駅に隣接する古河鉱業専用
     
線で入換に使用されていた。1987(昭和62)年に足尾線の貨物が
     廃止されると失職し長らく足尾駅貨物側線にてシートを被された
     状態で保管されていたが、2007(平成19)年の足尾駅祭りで約20年
     ぶりの動態復活を果たした。

     整備を行っているのは足尾歴史館だが所有社は古河機械金属である。


H30 3/5.6 足尾駅にて。
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今回は、旧国鉄東北本線(現青い森鉄道)三戸駅にて活躍したスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  06-28-01-741
・製造年 1968(昭和43)年
・製造所 協三工業
・製番  10581
・重量  10トン

・所有社 那珂川清流鉄道保存会(現役最後は国鉄)    
・経歴  [納入1968年]三戸(国鉄)
     [転属19XX年]協三工業福島(廃車後保管のため?)
     [転属2010年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  この機は国鉄の貨車移動機で三戸駅の貨物側線で入換に使用されて
     いたものと思われる。国鉄での廃車後は何らかの理由で製造元の協三
     工業福島工場に里帰りし長い間保管されていた。
     その後2010(平成22)年に那珂川清流鉄道保存会により引き取られ
     動態保存されている。
     自動連結器ではなくピンリンク式連結器を装備している点が特徴だが
     国鉄の貨車を牽引していたにしては不自然である。
    

H27 6/7 那珂川整流鉄道保存会にて。
協三福島 無番03
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今回は、木曽は開田高原のライオン王国にて保存されていた長野営林局上松運輸営林署No.130を紹介します。

車両のデータ

・車番  No.130
・製造年 1960(昭和35)年
・製造所 酒井工作所
・製番  6327
・自重  10トン
・所有者 開田高原ライオン王国(現役最後は上松運輸営林署)    
・経歴  [納入1960年]上松運輸営林署
     [廃車1975年12月]   〃 
     [保存19XX年]大桑村あてら荘
     [移転保存19XX年]開田高原ライオン王国
     [解体撤去2009年]    〃
・備考  木曽のキャブフォワードこと酒井工作所製C4型の第3号であるNo.130
     従来のNo.122、128と比べるとテールランプがエンドビームに埋め込
     まれ、ヘッドライトがヒサシ下に移動するなどの変更点がある。
     本線牽引の主力機として王滝本線、鯎川線(大鹿~坊主岩)などで
     大活躍し、王滝本線廃止の1975年に廃車されている。廃車後は大桑村
     のあてら荘で保存された後開田高原のライオン王国というキャンプ場
     に移転保存された。その後2009年頃に人知れず解体されてしまった。
     私は小学生の時家族旅行のついでに一度訪れただけでまともな写真を   
     撮っていないのが悔やまれる。     

H18 6/3 ライオン王国にて。この時撮ったのはこの一枚のみ...
木曽No130

今回は、伊豆の天城ゆうゆうの森にて保存されている長野営林局上松運輸営林署No128を紹介します。

車両のデータ

・車番  No.128
・製造年 1960(昭和35)年
・製造所 酒井工作所
・製番  6319
・自重  10トン
・所有者 現所有者不明(林鉄現役最後は上松運輸営林署)    
・経歴  [納入1960年]上松運輸営林署
     [廃車1977年]   〃  
     [保存19XX年]天城ゆうゆうの森(昭和の森大川端キャンプ場)
・備考  木曽に入った酒井工作所の5トン機では最終ロットに属する。末期は
     最後まで残った鯎川線で同型のNo.132とともに使用されていた。この
     酒井工作所製C4型。通称木曽のキャブフォワードの第2号であるこの
     No.128は、試作的要素の強かったNo.122に比べて正面窓がハの字で
     なくなり手ブレーキハンドルの向きが横向きになるなど形態に変化
     がみられる。本線牽引の主力として王滝本線、鯎川線(大鹿~坊主
     岩)で使用され、1975年に王滝本線が廃止になった後も残り1977年
     に廃車されている。廃車後は伊豆は天城の昭和の森(現天城ゆうゆう
     の森)というキャンプ場に保存され現在に至る。このキャンプ場は
     現在閉鎖されているようで今後が心配される。

H27 8/21 天城ゆうゆうの森にて。
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今回は、愛知県の定光寺自然休養林にて保存されている長野営林局上松運輸営林署No127を紹介します。この機関車は1956(昭和31)年協三工業製の10トン機(製番10188)で、木曽には1960(昭和35)年に北海道の北見営林局から転属してきました。晩年はみやま号等の客車列車の牽引に活躍することが多かったようです。1975(昭和50)年の王滝本線廃止まで生き残り、廃車後は岐阜のドライブインに保存されその後現在の場所にやってきました。
H27 9/6 定光寺自然休養林にて。
木曽No127
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今回は、JR東北本線安積永盛駅に隣接する太平洋セメント安積永盛SS専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。


車両のデータ

・車番  D805(国鉄時代06-28-01-140)
・製造年 1971(昭和46)年
・製造所 協三工業
・製番  10738
・重量  10トン

・所有者 足尾歴史館(現役最後は太平洋セメント)    
・経歴  [納入1970年]国鉄(初任地不明→中条→北長岡→小出)
     [転属198X年]伊達(秩父セメント)
     [転属1996年]安積永盛(太平洋セメント)
     [転属2008年]足尾(足尾歴史館※動態保存)
・備考  国鉄の貨車移動機として誕生した機関車で、国鉄時代は新潟地区で
     使用されていた模様。その後秩父セメントに譲渡され伊達SS専用線
     で活躍。さらに安積永盛SSに移り1999(平成11)年
の専用線廃止
      まで活躍した。専用線廃止後も長らく安積永盛SSで保管されていたが
      2008(平成20)年足尾歴史館により引き取られ動態復活を果たした。
H30 3/5 足尾駅にて。
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H23 9/25 足尾駅にて。
安積永盛 D805
H21 12/9 足尾駅にて。
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今回は、赤沢休養林森林鉄道記念館にて保存されている長野営林局上松運輸営林署No122を紹介します。この機関車は1958(昭和33)年酒井工作所製の10トン機(製番6294)で、木曽のキャブフォワードこと酒井C4型の記念すべき第一号機です。窓がハの字の点、ブレーキハンドルの向きが枕木と平行な点などこれ以降の号機とは異なる試作的要素の強い特徴を持っています。新製配置から林鉄廃止まで約17年間に渡り本線牽引機として活躍、現在は赤沢で良好な状態で保存されています。。特徴的な湘南顔のスタイル、堂々とした勇姿は今も色あせることはありません。
H26 5/3 赤沢休養林森林鉄道記念館にて。
木曽No122
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今回は、JR高山本線坂祝駅に隣接する太平洋セメント美濃SS専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  D804
・製造年 1969(昭和44)年
・製造所 協三工業
・製番  10628
・重量  10トン

・所有社 那珂川清流鉄道保存会    
・経歴  [納入1969年]八田(秩父セメント)?
     [転属1996年]坂祝(秩父小野田セメント→太平洋セメント)
     [転属2014年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  現役最後は坂祝の太平洋セメント美濃SS専用線で活躍した機関車。
     予備機扱いだったのかあまり稼働していなっかた模様。前所属の八田
     が初任地と思われるが詳細不明。2007(平成19)年に専用線は廃止
     されたが廃止後も長らく荷役設備内で保管されていた。その後、
     2014(平成26)年には那珂川清流鉄道保存会に引き取られ動態復活
     を果たした。レストア時に部品取り用の06-28-01-757(協三10トン)
     からエンジンを移植しているとのこと。

H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
坂祝 D804
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。
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現在でも原石線を運行していることで有名な電気化学工業青海工場ですが、かつては762mmの坑内軌道も存在していました。今回はそこで使用されていた機関車を紹介します。この機関車は1972(昭和47)年協三製の10トン機で、坑内軌道でグランビー鉱車の牽引に活躍しました。ここでは最も遅くに導入された機関車で、他の僚機は皆ニチユ製だったそうです。軌道廃止後は長らく坑道内に放置されていましたが、今年2015年に那珂川清流鉄道保存会によって救出され、見事動態復活を果たしました。こんな機関車が残っていたとは正直驚きです。まだまだこのような機関車が各地に眠っているのかも知れませんね。
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。文句なしのイケメンですね。(笑)
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