輝かしき鉄道の記録

専用線の機関車たちは最後の勇姿を見せる。また一つ、輝かしき鉄道が過去のものとなった。

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今回は、明神電車の象徴とも言うべき小型電車「白金号」「赤金号」を紹介します。

①白金号 1952(昭和27)年明延鉱山工作課神子畑機械工場製2.3トン機 軌間762mm
連絡用小型電車の白金号は役員専用の特別車であったという。定員は6名。ボンネットが特徴的な外観で私としては明延といったらこれというイメージが強かった。以前は明延鉱山学習館で保存されていたが、2009年に明延振興館前に移設された。
明延しろがね号
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②赤金号 1953(昭和28)年明延鉱山工作課神子畑機械工場製3トン機 軌間762mm
戦前の加藤製作所製3トンガソリン機関車の鋳物台枠の一部を利用して製作されたゲテモノ電車。更に前輪と後輪の直径が違うというゲテモノぶりである。大きい方の動輪の部分に加藤の面影を残している。人員輸送や連絡用として活躍した。現在明延鉱山学習館前にて保存されている。
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明延赤金号
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引き続き、那珂川清流鉄道保存会にて保存されている関西電力の機関車を紹介します。この機関車は松岡産業製の10トン機で、製造年、製番などの詳細は不明です。前述の加藤7トンと共に関西電力ダム関連資材輸送で活躍しました。こちらも現役時代の記録が多く残っています。廃止後は個人に引き取られ保管された後、2013年の始め頃?那珂川清流鉄道保存会入りしました。前面に手すりが設置されていますが、これは保存会にて追加されたもので現役時代にはありませんでした。また、塗装は全面金太郎塗りの謎のツートンカラーになっています。手すりや塗装は酒井C4型をイメージしたのでしょうか?何れにせよ林鉄ファンとしては是非関西電力オリジナルの姿で保存して欲しかったので、残念でなりません。皆さんはどうお考えでしょうか。
H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。関電3
H25 6/16 那珂川清流鉄道保存会にて。
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H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
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H25 6/16 那珂川清流鉄道保存会にて。IMG_0705

続いても、那珂川清流鉄道保存会にて保存されている関西電力の機関車を紹介します。この機関車は1939(昭和14)年加藤製作所製の7トン機で、王滝森林鉄道にて関西電力のダム関連資材輸送に活躍しました。大きく改造されており、原型とはまったく異なった外観になっているとのことです。この機関車は活躍する機会が多かったようで、現役時代の写真や映像も多く残っています。廃止後は長らく関西電力須原発電所で保存されていましたが、2012年?2013年?頃、那珂川清流鉄道保存会にやって来ました。動態保存ではありますが、走行線上には展示されておらず動くことがあるのかどうかは不明です。
H25 6/16 那珂川清流鉄道保存会にて。IMG_0747
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須原発電所時代の姿。 H24 5/5 須原発電所にて。
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今回は、那珂川清流鉄道保存会にて保存されている関西電力の機関車を紹介します。この機関車は1960(昭和35)年加藤製作所製の3トン機(製番60062)で、王滝森林鉄道を使用しての関西電力ダム関連資材輸送等に使用する目的で導入されました。しかし、ほとんど使用されることはなく車庫で寝ていることが多かったそうです。鉄道廃止後は個人に引き取られ保管されていましたが、2013年の始め頃?那珂川清流鉄道保存会に引き取られ動態保存されました。現在ナベトロを牽引して線路工事に活躍しているようです。関電時代あまり活躍できなかった同機にとって思わぬ再就職となりました。
H25 6/16 那珂川清流鉄道保存会にて。
関電4
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今回は、中部森林管理局にて保存されている長野営林局上松運輸営林署No47を紹介します。この機関車は1940(昭和15)年加藤製作所製の4トン機で、1975年の王滝森林鉄道廃止まで活躍しました。上松運輸営林署にて車体の新製が行われたため、加藤製らしくない丸っこい姿をしています。廃車後は一時赤沢で保存されていましたが、元々管理局で保存されていたNo93と交代でやってきました。定期的に修繕されているようで綺麗な姿を保っています。
H28 3/7 中部森林管理局にて。 ※H28 4/10 画像差し替え
木曽No047
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