輝かしき鉄道の記録

専用線の機関車たちは最後の勇姿を見せる。また一つ、輝かしき鉄道が過去のものとなった。

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続いても総社の専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1952(昭和27)年加藤製の7トン機(製番27757)で、関西電力丸山ダムの建設工事に導入されました。その名残としてピンリンク式連結器を装備しています。工事終了後は総社に移り、前述の日立15トンとともに専用線廃止まで活躍(予備機?)したものと思われます。こちらも2013年に那珂川入りし、動態復活しましたが致命的な故障をしてしまい現在走行不能とのことです。チャームポイントの目玉(赤ランプ)とヘッドライトは撤去され、窓には住宅用のサッシが埋め込まれ少し残念な姿になってしまいました。塗装も鋳物台枠繋がりなのかなぜか上松運輸風になっています。
H28 6/25 那珂川清流鉄道保存会にて。
総社 無番02
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今回は、JR伯備線総社駅から分岐していたカルピス岡山工場、ユニチカ常磐工場の専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1969(昭和44)年日立製の15トン機(製番13071)で、1969年に住友セメント向けに製造された同形4兄弟(製番13071~13074)の長男にあたります。(ちなみに末っ子の13074は最近まで松川の北芝専用線にいたので有名ですね。)いつ頃総社に移ったのかは不明ですが専用線廃止まで主力として活躍したものと思われます。引退後は長らく倉庫内に保管されていましたが、2013年9月に那珂川整流鉄道保存会によって引き取られ見事動態復活を果たしました。完全ではないものの那珂川では珍しくオリジナルに準じた塗装が再現されています。
H28 4/9 那珂川整流鉄道保存会にて。
総社 無番01
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今回は、JR東北本線安積永盛駅に隣接する太平洋セメント安積永盛倉庫専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1970(昭和45)年協三製の10トン機(製番10738)D805で、元は国鉄の移動機(06-28-01-140)として誕生しました。安積永盛入線後は1999年の専用線廃止まで活躍し、廃止後は長らく専用線跡に留置されていましたが、2007年頃足尾駅博物館に引き取られ現在動態保存されています。イベント時にしか公開されないため、お目にかかるのが難しい一両です。
H23 9/25 足尾駅にて。
安積永盛 D805
H21 12/9 足尾駅にて。
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今回は、JR高山本線坂祝駅に隣接する太平洋セメント美濃サービスステーション専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1969(昭和46)年協三製の10トン機(製番10628)D804で、セメント貨車の入換に使用されました。2007年の専用線廃止後も長らく庫内に残されていましたが、2014年に那珂川整流鉄道保存会によって引き取られ、動態保存されました。保存会のブログに「以前引き上げた機関車のエンジンを頂いた。」とあるので恐らく、部品取りになっている06-28-01-757のエンジンを積んでいると思われます。
H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
坂祝 D804
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。
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続いても三菱製紙八戸工場専用線で活躍しているスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1974(昭和49)年日車製の35トン機DD352(製番2966)で、1977年に秋田臨海鉄道から移って来ました。現在は予備機扱いなのか稼働率は低く、工場の奥で休んでいることが多いようです。撮影時は幸運にも工場入口付近の外から見える場所に留置されていました。現在このタイプの日車35トン稼働機は同機が国内唯一ではないでしょうか。
H27 8/12 三菱製紙八戸工場専用線にて。北沼DD352

今回は、八戸臨海鉄道の北沼駅に接続する三菱製紙八戸工場専用線で活躍しているスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1974(昭和49)年日車製の35トン機DD351(製番3160)で、2006年に廃止された青森県営専用線から移動してきました。現在主力機として活躍しています。
H27 8/12 三菱製紙八戸工場専用線にて。
北沼DD351

続いても、JR山陰本線伯耆大山駅の貨物側線にて活躍しているスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1972(昭和47)年国鉄長野工場製の20トン機06-28-01-305で、JR貨物の所属機です。こちらも構内側線とコンテナ荷役線の入換に使用されています。前述の123も含め撮影時とても美しい姿でした。
H26 7/25 伯耆大山駅にて。
伯耆大山 305IMG_3551

今回は、JR山陰本線伯耆大山駅の貨物側線にて活躍しているスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1970(昭和45)年協三製の20トン機06-28-01-123(製番20785)で、JR貨物の所属機です。伯耆大山駅構内の側線と2015年に使用開始されたコンテナ荷役線の入換に使用されています。
H26 7/25 伯耆大山駅にて。
伯耆大山 123IMG_3565

今回は、JR中央本線初狩駅より分岐する甲州砕石大月営業所の専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1962(昭和37)年新潟鉄工製の25トン機D251で、新製配置は奥多摩工業でした。その後甲州砕石に転属し活躍、後継のNo804(日立25トン)入線後は予備機となりましたが、故障を期にそのまま廃車となったそうです。廃車後は長らく構内で保管されていましたが、今年2015年5月、那珂川清流鉄道保存会の手によって救い出され保存されました。専用線の立地上今までほとんど公に出ることのなかったスイッチャーなので、同機保存にはとても驚きました。今年11月現在では搬入時のままの状態で保管されていますが、将来的には動態復活するものと思われます。
H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。※現在は屋根が取り付けられ綺麗に撮影できない。
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引き続き中越パルプ工業生産本部塚製造部専用線で活躍しているスイッチャーを紹介します。
このスイッチャーは1966(昭和41)年富士重工製の25トン機DB252で、2004年に貨物輸送が廃止された神岡鉄道からやって来ました。2007年に二塚に入線し、その後の活躍が期待されましたが、あまり調子が良くなかったようで目立った活躍をすることはなく、殆ど構内で寝ていました。二塚のスイッチャーで唯一稼働シーンを見れなかったのが悔やまれます。
H27 9/19 中越パルプ工業生産本部塚製造部専用線にて。58

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