輝かしき鉄道の記録

専用線の機関車たちは最後の勇姿を見せる。また一つ、輝かしき鉄道が過去のものとなった。

カテゴリ: スイッチャー

今回は、デンカ青海工場専用線(原石線)で活躍するスイッチャーDS-7を紹介します。

車両のデータ

・車番  DS-7
・製造年 2012(平成24)年
・製造所 北陸重機工業
・製番  不明
・重量  45トン
・所有社 デンカ(旧電気化学工業)
・検査  不明    
・経歴  [納入2012年]青海(電気化学工業)
・備考  長らく青海の主として君臨したDS-6を置き換えるべく誕生した新型
     機関車。専用線の廃止が相次ぐこの時代に新型の導入は非常に嬉しい
     ニュースである。同機の登場とDD453の転入により赤い機関車は青海
     を去り、青海原石線の新体制がスタートした。
H29 10/2 デンカ青海専用線にて。
DS-70
DS7


今回は、デンカ青海工場専用線(原石線)で活躍するスイッチャーDD453を紹介します。

車両のデータ

・車番  DD453
・製造年 1976(昭和51)年
・製造所 日本車両
・製番  3251
・重量  45トン
・所有社 デンカ(旧電気化学工業)
・検査  H18 11~H24 11 明希工業 ※H29 9/4 確認     
・経歴  [納入1976年]新茂原(三井東圧)
     [転属1986年]倉賀野(高崎運輸)
     [転属1994年]南松本(信州フレートサービス)
     [転属2013年]伏木(北陸ロジスティクス※整備保管)
     [転属2017年]青海(デンカ)
・備考  長く在籍した南松本での活躍が有名な機関車。2013(平成25)年3月
     にスイッチャーによる入換が廃止されると失職し、同年3月31日に
     伏木ヤードに向けて搬出された。伏木では約4年ほど保管されていた
     が北陸ロジスティクスによる整備の上ついに2017(平成29)年
     デンカ青海工場専用線にて復活を果たした。
H29 9/4 デンカ青海専用線にて。
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H25 3/31 慣れ親しんだ南松本を旅立つ。※許可を得て撮影
南松本1
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H27 5/23 伏木にて。
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※この記事はDD453が転属したため修正の上再記載しました。他のスイッチャーの記事につきましても少しずつ修正していきますので是非ご覧下さい。

続いても足尾駅に保存されているスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1965(昭和40)年
・製造所 日本輸送機
・製番  1115001
・重量  8トン

・所有社 古河機械金属(現役時は古河鉱業)    
・経歴  [納入1965年]足尾(古河鉱業)
・備考  数少ないニチユ半キャブの生き残り。現役時は足尾駅に隣接する古河
     鉱業の専用線で入換に使用されていた。専用線廃止後は長らく足尾駅
     貨物側線にて同僚の協三10トンとともにシートをかけられて保管され               
     ていたが
2007(平成19)年の足尾駅祭りにて動態復活を果たした。
     整備を行っているのは足尾歴史館だが所有社は古河機械金属である。

H30 3/5 足尾駅にて。
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今回紹介するのは、わたらせ渓谷鉄道(旧国鉄足尾線)足尾駅に保存されているスイッチャーです。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1970(昭和45)年
・製造所 協三工業
・製番  10741
・重量  10トン

・所有社 古河機械金属(現役時は古河鉱業)    
・経歴  [納入1970年]京葉市原?(古河電気工業)
     [転属197X年]足尾(古河鉱業)
・備考  一見半キャブのようだが全キャブである。協三の10トン機は多数存在
     するがこのタイプは珍しい。現役時は足尾駅に隣接する古河鉱業専用
     
線で入換に使用されていた。1987(昭和62)年に足尾線の貨物が
     廃止されると失職し長らく足尾駅貨物側線にてシートを被された
     状態で保管されていたが、2007(平成19)年の足尾駅祭りで約20年
     ぶりの動態復活を果たした。

     整備を行っているのは足尾歴史館だが所有社は古河機械金属である。


H30 3/5.6 足尾駅にて。
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今回は、旧国鉄東北本線(現青い森鉄道)三戸駅にて活躍したスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  06-28-01-741
・製造年 1968(昭和43)年
・製造所 協三工業
・製番  10581
・重量  10トン

・所有社 那珂川清流鉄道保存会(現役最後は国鉄)    
・経歴  [納入1968年]三戸(国鉄)
     [転属19XX年]協三工業福島(廃車後保管のため?)
     [転属2010年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  この機は国鉄の貨車移動機で三戸駅の貨物側線で入換に使用されて
     いたものと思われる。国鉄での廃車後は何らかの理由で製造元の協三
     工業福島工場に里帰りし長い間保管されていた。
     その後2010(平成22)年に那珂川清流鉄道保存会により引き取られ
     動態保存されている。
     自動連結器ではなくピンリンク式連結器を装備している点が特徴だが
     国鉄の貨車を牽引していたにしては不自然である。
    

H27 6/7 那珂川整流鉄道保存会にて。
協三福島 無番03
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続いても総社の専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1952(昭和27)
・製造所 加藤製作所
・製番  27757
・自重  7トン
・所有社 那珂川清流鉄道保存会(現役最後は鳥居運送)     
・経歴  [納入1952年]関西電力丸山ダム工事軌道(岐阜)
     [転属19XX年]総社(鳥居運送)い
     [転属2013年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  元々ダム工事軌道用の機関車だったためピンリンク式連結を装備す
     る。工事終了後は岡山県の総社に移り鳥居運送の受け持つユニチカ
     常磐工場、カルピス岡山工場専用線等で使用された。専用線廃止後
     は鳥居運送の倉庫で長らく保管されていたが、2013(平成25)年、
     那珂川清流鉄道保存会によって引き取られ動態復活を果たした。
     しかし致命的故障を起こしたようで現在走行不能とのこと。
     鳥居運送時代は黄色塗装だったが現在は木曽の上松運輸営林署風
     カラーに塗装されている。
H28 6/25 那珂川清流鉄道保存会にて。

総社 無番02
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今回は、JR伯備線総社駅から分岐していたカルピス岡山工場、ユニチカ常磐工場の専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  無番
・製造年 1969(昭和44)年
・製造所 日立製作所
・製番  13071
・自重  15トン
・所有社 那珂川清流鉄道保存会(現役最後は鳥居運送)     
・経歴  [納入1969年]住友セメント(場所不明)
     [転属19XX年]総社(鳥居運送)
     [転属2013年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  この機は1969(昭和44)年に住友セメント向けに製造された4兄弟    
     (製番13071~13074)の長男である。(ちなみに末っ子の13074は
     松川の北芝電気にいたのが有名)場所は不明だが住友セメントの
     専用線で使用された後岡山県総社の鳥居運送に転属した。
     総社では鳥居運送の受け持つユニチカ常磐工場、カルピス岡山工場  
     専用線で使用され、専用線の廃止後は鳥居運送の倉庫で長らく保管
     されていた。その後2013(平成25)年に那珂川清流鉄道保存会の手
     により引き取られ動態復活を果たした。

H28 4/9 那珂川整流鉄道保存会にて。
総社 無番01
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今回は、JR東北本線安積永盛駅に隣接する太平洋セメント安積永盛SS専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。


車両のデータ

・車番  D805(国鉄時代06-28-01-140)
・製造年 1971(昭和46)年
・製造所 協三工業
・製番  10738
・重量  10トン

・所有者 足尾歴史館(現役最後は太平洋セメント)    
・経歴  [納入1970年]国鉄(初任地不明→中条→北長岡→小出)
     [転属198X年]伊達(秩父セメント)
     [転属1996年]安積永盛(太平洋セメント)
     [転属2008年]足尾(足尾歴史館※動態保存)
・備考  国鉄の貨車移動機として誕生した機関車で、国鉄時代は新潟地区で
     使用されていた模様。その後秩父セメントに譲渡され伊達SS専用線
     で活躍。さらに安積永盛SSに移り1999(平成11)年
の専用線廃止
      まで活躍した。専用線廃止後も長らく安積永盛SSで保管されていたが
      2008(平成20)年足尾歴史館により引き取られ動態復活を果たした。
H30 3/5 足尾駅にて。
IMG_0090
H23 9/25 足尾駅にて。
安積永盛 D805
H21 12/9 足尾駅にて。
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今回は、JR高山本線坂祝駅に隣接する太平洋セメント美濃SS専用線で活躍していたスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  D804
・製造年 1969(昭和44)年
・製造所 協三工業
・製番  10628
・重量  10トン

・所有社 那珂川清流鉄道保存会    
・経歴  [納入1969年]八田(秩父セメント)?
     [転属1996年]坂祝(秩父小野田セメント→太平洋セメント)
     [転属2014年]那珂川清流鉄道保存会
・備考  長く在籍した南松本での活躍が有名な機関車。2013(平成25)年3月
     現役最後は坂祝の太平洋セメント美濃SS専用線で活躍した機関車。
     予備機扱いだったのかあまり稼働していなっかた模様。前所属の八田
     が初任地と思われるが詳細不明。2007(平成19)年に専用線は廃止
     されたが廃止後も長らく荷役設備内で保管されていた。その後、
     2014(平成26)年には那珂川清流鉄道保存会に引き取られ動態復活
     を果たした。レストア時に部品取り用の06-28-01-757(協三10トン)
     からエンジンを移植しているとのこと。

H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
坂祝 D804
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。
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続いても三菱製紙八戸工場専用線で活躍しているスイッチャーを紹介します。

車両のデータ

・車番  DD352
・製造年 1974(昭和49)年
・製造所 日本車両
・製番  2966
・重量  35トン

・所有社 八戸通運(車籍は八戸臨海鉄道)     
・経歴  [納入1974年]秋田臨海鉄道
     [転属1977年]北沼(八戸通運)
・備考  秋田臨海鉄道向けに製造された機関車だが秋田での活躍は短く約3年
     程度で廃車となっている。その後八戸通運に譲渡され八戸臨海鉄道
     北沼駅に接続する三菱製紙専用線にて入換に活躍している。予備機
     扱いなのか同僚のDD351に比べて稼働率は低いようである。

H27 8/12 三菱製紙八戸工場専用線にて。北沼DD352

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