輝かしき鉄道の記録

爽やかな青空の下、石を満載した列車が工場へと向かう。いつもの場所、いつもの時間、代り映えしないしインスタ映えもしない光景。でも、それが最高にいい。

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鉱山鉄道機関車

かつて銅産出量全国一位を誇った足尾銅山。その坑道の総延長は約1200kmにも及んだと言います。そして坑道やその周囲には鉱石運搬用の軌道が縦横無尽に張り巡らされており多種多様なマイニングロコ達が活躍していました。今回はそんな足尾銅山で活躍した機関車の中で足尾銅山
『足尾銅山の保存車(機関車編)』の画像

 三重県は熊野市の紀州鉱山では、随所随所に軌道が張り巡らされており多くの架空線式電機機関車や蓄電池機関車といったマイニングロコが活躍していました。現在でも軌道の一部が保存され、蓄電池機関車牽引の人車に乗ることができる人気スポットとなっています。今回はそん
『紀州鉱山の保存車(機関車編)』の画像

今回は、明神電車の象徴とも言うべき小型電車「白金号」「赤金号」を紹介します。①白金号 1952(昭和27)年明延鉱山工作課神子畑機械工場製2.3トン機 軌間762mm連絡用小型電車の白金号は役員専用の特別車であったという。定員は6名。ボンネットが特徴的な外観で私としては
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 少し時間が空いてしまいましたが続いても明延鉱山の保存車を紹介します。今回紹介するのは坑内や作業場の500mm軌道で活躍したバッテリーロコたちです。①No242 1955(昭和30)~1975(昭和50)年日本輸送機製2トン機 軌間500mm全国の鉱山で見られる日輸の王道バテロコ。
『明延鉱山の保存車(BL編)』の画像

前回に引き続き明神電車の保存車を紹介します。今回紹介するのは電気機関車No.5、No.18、No.20です。①No.5 1938(昭和16)~1944(昭和19)年三菱電機製5トン機 軌間762mm導入当初は鉱石運搬、客車牽引など様々な仕事をこなしたが、晩年は自重の軽さと低出力から客車牽引専
『明延鉱山の保存車(EL後編)』の画像

 言わずと知れた明延鉱山の明神電車。廃止後も多くの車両が保存されその姿を留めています。今回は明延鉱山学習館にて保存されている電気機関車No.1とNo.2を紹介します。①No.1 1941(昭和16)年日本輸送機製10トン機(製番1375)明神電車の軌間が500mmの時代に導入された古
『明延鉱山の保存車(EL前編)』の画像

かつて常盤炭鉱で栄えた町、いわき市常磐湯本にある「いわき市石炭・化石館」では2両の抗内用機関車が保存されています。今回はそんな2両を紹介します。①バッテリー機関車(無番) 1962(昭和37)年日立製作所製4.5トン機(製番580222)運用場所などの詳細は不明だが、炭鉱
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2015年3月で閉山されたJFEミネラル武蔵野鉱業所武蔵白岩鉱山、そこでは最後まで鉱山鉄道が運行しており、日本の鉱山鉄道最後の楽園として多くのファンを魅了していました。私はついに現役の姿を見ることが出来ませんでしたが、今回は那珂川整流鉄道保存会で保存された3両のバ
『JFEミネラル武蔵野鉱業所の保存車(機関車編)』の画像

1989(平成元)年に閉山した佐渡金山は、現在「史跡 佐渡金山」として営業し一般に公開されています。今回はそこで保存展示されているバテロコ達を紹介します。①バテロコNo1 1969(昭和44)年日本輸送機製4トン機(製番3843001)坑内から砕石場への鉱石運搬に使用されてい
『佐渡金山の保存車(機関車編)』の画像

秋田県の有名な尾去沢鉱山跡地で営業するテーマーパーク「史跡 尾去沢鉱山」では、坑内軌道で活躍したバッテリー機関車とトロリー電車、そして多数の鉱車やロッカーショベルが保存されています。今回はその中からバッテリー機関車とトロリー電車を紹介します。①No.47 日本
『尾去沢鉱山の保存車(機関車編)』の画像

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