以前、住友セメント栃木工場の日立製No11~No14を紹介しましたが、今回は日立兄弟の末っ子No15を紹介します。この機関車は1962(昭和37)年日立製の10トン機No15(製番12610)で、住友セメント栃木工場の原石軌道で活躍しました。1980(昭和55)年の軌道廃止後は個人が引き取り保管していましたが、2013年那珂川清流鉄道保存会によって引き取られ、動態保存されました。これにより先に保存されていた兄弟のNo14と約33年ぶりの再会を果たしたことになります。No14、15ともに国鉄DL風の塗装に塗り替えられており、番号表記もないため、一見見分けがつきませんが、タイフォンの有無等により判別することができます。タイフォン有りがNo15、無しがNo14です。是非ともあの背中合わせの運転を見てみたいですね。
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。
H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
H27 11/1 那珂川清流鉄道保存会にて。
H27 6/7 那珂川清流鉄道保存会にて。
コメント
コメント一覧
No13ですが今年の1月時点では例の公共施設に現存しています。大切に保存されているため撤去は考えにくいです。当ブログにも記事がありますので是非見てみて下さい。
因みに、No.13が佐野市内の公共施設に保存されているみたいですが、最近は情報も無く、現地の航空写真やストリートビューでも存在が確認できませんが、解体されてしまったのでしょうか?もし、小さな噂でも御存知でしたら教えて頂けると、有り難いです。