引き続き北王子駅で活躍していたスイッチャーです。
このスイッチャーは日車製の25トン機で、車暦や製番ははっきりしていません。厚木からの転属説や石巻臨海運輸納入の1968(昭和43)年製IB251(製番2676)説などがあり大変興味深い車両です。IB251説が有力なようですが、同機が北王子に入線した直後の写真を見ると車体は茶色一色であるのに対し、IB251が五日町への転属後に撮影された写真(機関車表)を見ると国鉄色風の塗装となっています。もし同機がIB251であるならなぜ北王子入線時茶色になっていたのでしょうか?機関車表では車歴は石巻→横田基地→五日町となっていますが本当は石巻→五日町→横田基地なのでしょうか?(しかし機関車表に載っている横田基地時代のIB251も国鉄色風塗装だった)謎はつきません。同機は北王子入線後は北重25トンとともに主力機(予備機?)として今年3月の廃止まで活躍しました。
H26 3/10 北王子駅にて。※許可を得て撮影
H26 4/3 北王子駅にて。
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IB251(製番2676)について確認したところ北王子で撮影された茶色一色の日車(2003年撮影)はテールライトレンズの形状からIB251で間違えないようです。また機関車表の横田基地の欄には撮影時期が異なると思われる写真がそれぞれ記載されているのですが、片方には石巻カラーの同機、さらにもう片方にははっきり写っていないので断定はできませんがテールライトレンズの形状が同機のものによく似ているように見える茶色?一色の同形機が写っています。もしこれがIB251であれば石巻→五日市?→横田基地→五日町→横田基地(ここで茶色に塗り替え)→北王子の順に移っていった可能性もありますでしょうか?それぞれの写真の撮影時期がはっきりすればいいのですが、、、
>IB251が五日町への転属後に撮影された写真(機関車表)を見ると国鉄色風の塗装となっています。
国鉄色ではありませんが、IB251の石巻臨海運輸時代の元々のカラーです。
ですので、
>同機が北王子に入線した直後の写真を見ると車体は茶色一色であるのに対し、
という部分については、
「入線した直後」が1回目なのか2回目なのかがまず問題です。
また「同機」と呼んでいるのが本当に同じものなのかどうかの確認がまず必要ではないでしょうか。確認方法は前のコメントのとおりです。
横田基地で検索してたどり着きました。
製番2676は当方銘板で確認済みなので疑いようのない事実です。
製番2676が石巻臨海運輸へ納入されたことについても、
メーカー提供資料を基に執筆された渡辺肇著「日本製機関車製造銘板・番号集成」で確認できますので、これも疑いようがありません。
あとは、間がどうなのか、ですが。
写真をお持ちのようなので、確認してみてください。
この機関車はテールライトレンズの形が独特(ケース入り)なので、
製番をみなくても他の日車25tとは区別でき、
同一機かどうかも判別できますのでご参考まで。
(IB251とIB252の形は同じですが)
機関車表では石巻→五日町→横田基地→五日町→北王子
と移動したことになっていますが、
機関車表はデータの出典がわからないので、
私個人的には、信頼度は落ちます。
掲載データが正しいことを前提に議論しても、かえって迷走するだけだと思います。
北王子の3機は売りに出されていたのですね!!知りませんでした!耳寄りな情報ありがとうございます。
買い手が見つかり保存されればそれ以上に嬉しいことはありませんね!売りに出されていない北重も気になりますが、どこかで再就職でしょうか?
良いところに保存されればいいのですがね…
http://senro.na.coocan.jp/actual1020.html