一円電車として脚光を浴びる客車列車の影で黙々と仕事をこなしてきた貨車たち。現在もそのごく一部が保存されています。今回はそんな貨車たちを紹介します。①5トングランビー鉱車 1970(昭和45)~1975(昭和50)年三菱重工製 軌間762mm大型のグランビー鉱車でこれらの導
2017年04月
明延鉱山の保存車(客車編)
明神電車では鉱山関係者やその家族の輸送用に「わかば」「あおば」「くろがね」の3両の客車を運行していました。今回はそんな客車たちを紹介します。①あおば号 1959(昭和34)年明延鉱山工作課製3トン車 軌間762mm明延~神子畑間で1日3往復が運行されていた客車列車に充当
明延鉱山の保存車(電車編)
今回は、明神電車の象徴とも言うべき小型電車「白金号」「赤金号」を紹介します。①白金号 1952(昭和27)年明延鉱山工作課神子畑機械工場製2.3トン機 軌間762mm連絡用小型電車の白金号は役員専用の特別車であったという。定員は6名。ボンネットが特徴的な外観で私としては
明延鉱山の保存車(BL編)
少し時間が空いてしまいましたが続いても明延鉱山の保存車を紹介します。今回紹介するのは坑内や作業場の500mm軌道で活躍したバッテリーロコたちです。①No242 1955(昭和30)~1975(昭和50)年日本輸送機製2トン機 軌間500mm全国の鉱山で見られる日輸の王道バテロコ。