今回は、りんてつ倶楽部の手により松原スポーツ公園で動態保存されている長野営林局上松運輸営林署No84を紹介します。この機関車は1950(昭和25)年酒井工作所製の7トン機で、長野営林局で戦後導入した初の7トン機関車でした。当初は野尻営林署で活躍し、その後上松運輸営林署に転属、現役晩年は上松にて入換えに使用されていました。引退後は岐阜の鍾乳洞で計画されていた観光鉄道で再就職を果たす予定でしたが結局計画は中止となり、木曽に里帰りすることとなりました。松原では長らくレストアが続いていましたが、2016(平成28)年10月の王滝森林鉄道フェスティバルにて元気に走行する姿が披露されました。
H28 10/9 松原スポーツ公園にて。ボンネット閉姿。

ボンネット開姿。



H25 10/6 松原スポーツ公園にて。レストア中の姿。
H28 10/9 松原スポーツ公園にて。ボンネット閉姿。

ボンネット開姿。



H25 10/6 松原スポーツ公園にて。レストア中の姿。
